突然ですが、財形貯蓄制度をご存知ですか?
財形貯蓄とは、”勤労者財産形成貯蓄”の略称で、文字通り財産形成を行うのに有効な制度です。
どのような制度かというと、毎月の給料から自分で決めた額を天引きで貯めていく制度です。利用できる人はサラリーマンや公務員のほか、アルバイトや派遣社員なども財形貯蓄における積立期間要件を守れば利用できます。
財形貯蓄には3つ種類がある
① 一般財形貯蓄
資金目的は決められておらず、税金の優遇措置はない。単純に天引きでお金を貯める制度。自分で有効にお金を貯められるのであれば、わざわざ利用しなくてもいいと思います。
② 財形年金貯蓄
資金目的は、老後における年金資金の準備金です。貯蓄型と保険型があり、550万円まで利子の税金は非課税です(詳細については省きます)。
③ 財形住宅貯蓄
資金目的は、住宅の取得や増改築など住宅に関する資金準備に利用します。貯蓄型と保険型があり、550万円まで利子の税金は非課税です(詳細については省きます)。
こういった制度がありますので、一度検討してみることをおすすめします。
特に働き初めであまりお金をためる仕組みづくりができていないのであれば、①の一般財形貯蓄を利用して無理やりにでもためる仕組みを作ってみるのもいいかもしれませんね。
財形貯蓄の分類
貯蓄型
預貯金のほか、株式投信などで積み立てるタイプ。銀行や証券会社などで取り扱っています。
保険型
保険商品で積み立てを行うタイプ。保険会社などが取り扱っています。
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